完璧な色なのに作れない…口紅誕生の壁

完璧な色なのに作れない…口紅誕生の壁

2026.04.29

フランジェディヴィスの口紅が誕生するまで

いい色ができて
いい処方もできたのに
本生産の工程が確定できない。

「〇を加えれば型離れが良くなりますよ」
と原料メーカーにはアドバイスを受けたが
その原料を使わないこその
商品だったので入れたくない。

時を同じく
調色チームも壁にぶつかっていた。

いつもはジェルネイルやマニキュアの
調色をしていた調色チームも
初めての口紅の調色と
一度に40色の本生産バルクを作るのに
時間をかなり使いとても苦戦していた。

早く本生産工程を確定しなければ
作った商品の検証も試験もできない。
毎日焦りだけで時間が過ぎていく中

ある日口紅製造のアルバイトさんから
ラインが来た。その日は社員が急遽休みになり
アルバイトさんが作業を進めてくれていた。

いつも口数が少ないおとなしい20歳のアルバイトさんでしたが
「リップ作るのが一番好き」
といつも全力でやってくれていた。

1日の報告のラインは熱意で溢れていた。

「有難いね」
スタッフに恵まれているという事は何にも代え難い事だった。

毎日一歩進んではまた下がる日々だったが
確実に少しずつ前進していた。

写真は当時のLINE(本人に掲載許可を得ています)


百回をゆうに超える試作装填の末に
10本取りの機械で1本の不良もなく
全部装填できた時の感動は忘れません

ブランドプロデューサー SACHIKO KAKEGAWA

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