COLUMN

小さな化粧品会社が生んだ「綺羅星」発売の日
2026.09.24

小さな化粧品会社が生んだ「綺羅星」発売の日

綺羅星を作る9 最終回 販売スタートはオンラインと東武百貨店池袋店様でのPOPUPで同時スタートだった。 当日POPUPは開店と同時にお買い求めのお客様もいたりなぜか買い占め目的の外国のお客様も来たりして対応に大慌て。 初めての商品はどれだけ動くか未知の世界。百貨店のレジに会計に行くごとに百貨店の社員さんに「これ、キラキラのやつでしょ?ちょっと前からお問い合わせの電話何回かあったのよ」と笑顔で言われ どんどん売れていくさまに百貨店社員さんからは「期間中売り切れになったりしませんよね?」と嬉しい言葉をいただいた。 ここまでが苦労したから綺羅星K1の好スタートはとてもとても嬉しかった。 現在は第二弾の綺羅星ナエバがリリースされ手にした方が「めちゃくちゃ綺麗」「全然ジャリジャリしない!」 そんなお言葉をいただくたびに社員全員の開発の苦労が報われる気がした。 私達は横浜の社員11人の小さな小さな化粧品会社です まだまだ実際にお手に取って体験していただける場所は少ないです でもできるだけ多くのPOPUPでフランジェディヴィヌに出逢っていただけるように尽力したい。 女神の前髪を皆さんに掴んでもらうために! ブランドプロデューサー SACHIKO KAKEGAWA

2026.09.24

小さな化粧品会社が生んだ「綺羅星」発売の日

綺羅星を作る9 最終回 販売スタートはオンラインと東武百貨店池袋店様でのPOPUPで同時スタートだった。 当日POPUPは開店と同時にお買い求めのお客様もいたりなぜか買い占め目的の外国のお客様も来たりして対応に大慌て。 初めての商品はどれだけ動くか未知の世界。百貨店のレジに会計に行くごとに百貨店の社員さんに「これ、キラキラのやつでしょ?ちょっと前からお問い合わせの電話何回かあったのよ」と笑顔で言われ どんどん売れていくさまに百貨店社員さんからは「期間中売り切れになったりしませんよね?」と嬉しい言葉をいただいた。 ここまでが苦労したから綺羅星K1の好スタートはとてもとても嬉しかった。 現在は第二弾の綺羅星ナエバがリリースされ手にした方が「めちゃくちゃ綺麗」「全然ジャリジャリしない!」 そんなお言葉をいただくたびに社員全員の開発の苦労が報われる気がした。 私達は横浜の社員11人の小さな小さな化粧品会社です まだまだ実際にお手に取って体験していただける場所は少ないです でもできるだけ多くのPOPUPでフランジェディヴィヌに出逢っていただけるように尽力したい。 女神の前髪を皆さんに掴んでもらうために! ブランドプロデューサー SACHIKO KAKEGAWA

10本作るのに丸一日。綺羅星の知られざる開発秘話
2026.09.17

10本作るのに丸一日。綺羅星の知られざる開発秘話

基材をさらに柔らかくしてテスト充填を行う段階となった これまでと性質の違うグリッターリップの生産性の高い成功率の高い充填方法を生み出す必要があった 開発社員の2人はいろんな方法を試してくれた 充填しても装填でうまく合体しないなかなかうまく行かない10本完成させるのに丸一日かかる日もあった うまくできなかった口紅もたくさんできてしまったが そこはリケジョ達 私の気合いと根性とは全く違う(笑)脳みそでいろいろ考えながら毎日取り組んでいた 「だいぶ大変?」と聞くと「まあ、なかなか難しいけど2人でいろいろ考えていろいろ試してます」 開発社員たちの顔に悲壮感はなかった なんとか頑張ってうまく生産能力を上げれる方法を見つけた。 そして同時に口紅の多種多様にわたる検査も実施していってくれた。 リリース日まではもうそこまで来ていた。 ブランドプロデューサー SACHIKO KAKEGAWA

2026.09.17

10本作るのに丸一日。綺羅星の知られざる開発秘話

基材をさらに柔らかくしてテスト充填を行う段階となった これまでと性質の違うグリッターリップの生産性の高い成功率の高い充填方法を生み出す必要があった 開発社員の2人はいろんな方法を試してくれた 充填しても装填でうまく合体しないなかなかうまく行かない10本完成させるのに丸一日かかる日もあった うまくできなかった口紅もたくさんできてしまったが そこはリケジョ達 私の気合いと根性とは全く違う(笑)脳みそでいろいろ考えながら毎日取り組んでいた 「だいぶ大変?」と聞くと「まあ、なかなか難しいけど2人でいろいろ考えていろいろ試してます」 開発社員たちの顔に悲壮感はなかった なんとか頑張ってうまく生産能力を上げれる方法を見つけた。 そして同時に口紅の多種多様にわたる検査も実施していってくれた。 リリース日まではもうそこまで来ていた。 ブランドプロデューサー SACHIKO KAKEGAWA

可愛さも、理想の質感も。綺羅星が完成するまで
2026.09.10

可愛さも、理想の質感も。綺羅星が完成するまで

土台の色をどうしようかとなった。 基材だけの色はとてもじゃないけど可愛くない。開発の子に「何色がいい?」と聞いたら「ぴんく」と一言。 そうか 薄いベージュ的にちょっと考えていた私だったが、トキメキ要素を忘れてはいけない。やっぱり「ぴんく」が可愛い。 でも塗った時にピンクが全ての色を邪魔にしない、本当にほのかなぴんく。 顔料で色付け試作を繰り返してると、開発スタッフは言った。 「もう少し基材を柔らかくしてもいいですか?」 えーっ!今でも難しいのに?!と思った。 彼女は、やっぱりグリッターがいっぱい入るし、顔料も入ると今のリップより固く感じるから、粉が入っても今のテクスチャに近づけるためにはもっと柔らかくしたいと、頭の下がる思いだった。 こうしてやっと綺羅星が完成品テスト充填まで出来上がってきていた。 ブランドプロヂューサー SACHIKO KAKEGAWA

2026.09.10

可愛さも、理想の質感も。綺羅星が完成するまで

土台の色をどうしようかとなった。 基材だけの色はとてもじゃないけど可愛くない。開発の子に「何色がいい?」と聞いたら「ぴんく」と一言。 そうか 薄いベージュ的にちょっと考えていた私だったが、トキメキ要素を忘れてはいけない。やっぱり「ぴんく」が可愛い。 でも塗った時にピンクが全ての色を邪魔にしない、本当にほのかなぴんく。 顔料で色付け試作を繰り返してると、開発スタッフは言った。 「もう少し基材を柔らかくしてもいいですか?」 えーっ!今でも難しいのに?!と思った。 彼女は、やっぱりグリッターがいっぱい入るし、顔料も入ると今のリップより固く感じるから、粉が入っても今のテクスチャに近づけるためにはもっと柔らかくしたいと、頭の下がる思いだった。 こうしてやっと綺羅星が完成品テスト充填まで出来上がってきていた。 ブランドプロヂューサー SACHIKO KAKEGAWA

“敗北感のない商品”を作りたかった。
2026.09.03

“敗北感のない商品”を作りたかった。

ザリザリしないように今の滑らかな塗り心地を目指している時以前限定品で発売され完売していたCHANEL様のグリッターリップを入手した。 そうすると「ああ、やっぱり素晴らしいね。」使っている原料も違うけどなんと言うか使っていてうっとりする素晴らしい口紅。美しい煌めきと塗り心地 開発社員は私の目をじっとみた「これに敗北感を感じないやつね」と言うと「やっぱり?」と笑っていた。 決して同じものを作るのではないブランドはそれぞれお客様へ届けたいメッセージは違う我々は我々のメッセージを詰め込んだどこにも敗北感を感じない商品を作り上げようと思った。 「ここはすごいですよね」「ここはうちが伝えたい部分とちょっと違うかな」「きっとこう言う事を伝えたいコンセプトなんだろうね」 そんな会話が心地よく響いた SACHIKO KAKEGAWA

2026.09.03

“敗北感のない商品”を作りたかった。

ザリザリしないように今の滑らかな塗り心地を目指している時以前限定品で発売され完売していたCHANEL様のグリッターリップを入手した。 そうすると「ああ、やっぱり素晴らしいね。」使っている原料も違うけどなんと言うか使っていてうっとりする素晴らしい口紅。美しい煌めきと塗り心地 開発社員は私の目をじっとみた「これに敗北感を感じないやつね」と言うと「やっぱり?」と笑っていた。 決して同じものを作るのではないブランドはそれぞれお客様へ届けたいメッセージは違う我々は我々のメッセージを詰め込んだどこにも敗北感を感じない商品を作り上げようと思った。 「ここはすごいですよね」「ここはうちが伝えたい部分とちょっと違うかな」「きっとこう言う事を伝えたいコンセプトなんだろうね」 そんな会話が心地よく響いた SACHIKO KAKEGAWA

大きすぎてもダメ、小さすぎても物足りない。グリッターとの戦い
2026.08.27

大きすぎてもダメ、小さすぎても物足りない。グリッターとの戦い

金や銀はバチバチしてしまう。という事件(?)からふと銀コートや金コートなどはもし唇につけると金属アレルギーの人はどうなるんであろうか?という心配も出てきた。 チタンコートを選び、(電子レンジにかけられないのは同じですが)あとは配合との戦いだった。 グリッターの大きさは何μという大きさで原料屋さんからは●マイクロを超えると重いですよ通常口紅には使いませんという指針は聞いていた。 様々な大きさのグリッターをまずはどんなチラチラなるかを配合してみた しかし「可愛い!」「キレイ!」となるには●マイクロを少し超えたものが入らないと満足できなかった これがキレイという感覚は私と開発の社員も同じでギリギリしないであろう量を何度も繰り返し出来上がった 第3者のトキメキ確認のためある社員に確認してもらうことにした 貿易事務をしているキラキラが大好きな社員がいて我々は「グリッター番長」と呼んでいた。 番長が「可愛い!」と言えばなんとかこの大きさで製品化できないかなと開発の社員と話していた。 グリッター番長に試しに基材に混ぜたものを渡してみた。 番長は「え?!!!うわ!めっちゃ可愛い」と言った。私達はガッツポーズで「これでいこう」と決めた。 ここから開発社員達の途方もない実験と苦労が垣間見えたが「まあ、やってみます」と軽やかな返事はちょっと楽しそうな表情でもあった。 SACHIKO KAKEGAWA

2026.08.27

大きすぎてもダメ、小さすぎても物足りない。グリッターとの戦い

金や銀はバチバチしてしまう。という事件(?)からふと銀コートや金コートなどはもし唇につけると金属アレルギーの人はどうなるんであろうか?という心配も出てきた。 チタンコートを選び、(電子レンジにかけられないのは同じですが)あとは配合との戦いだった。 グリッターの大きさは何μという大きさで原料屋さんからは●マイクロを超えると重いですよ通常口紅には使いませんという指針は聞いていた。 様々な大きさのグリッターをまずはどんなチラチラなるかを配合してみた しかし「可愛い!」「キレイ!」となるには●マイクロを少し超えたものが入らないと満足できなかった これがキレイという感覚は私と開発の社員も同じでギリギリしないであろう量を何度も繰り返し出来上がった 第3者のトキメキ確認のためある社員に確認してもらうことにした 貿易事務をしているキラキラが大好きな社員がいて我々は「グリッター番長」と呼んでいた。 番長が「可愛い!」と言えばなんとかこの大きさで製品化できないかなと開発の社員と話していた。 グリッター番長に試しに基材に混ぜたものを渡してみた。 番長は「え?!!!うわ!めっちゃ可愛い」と言った。私達はガッツポーズで「これでいこう」と決めた。 ここから開発社員達の途方もない実験と苦労が垣間見えたが「まあ、やってみます」と軽やかな返事はちょっと楽しそうな表情でもあった。 SACHIKO KAKEGAWA

「難しいですよ」から始まった、キラキラリップへの挑戦
2026.08.20

「難しいですよ」から始まった、キラキラリップへの挑戦

口紅の原料を仕入れている原料屋さんにもグリッターの事を聞いてみた。 「グリッター入りのリップを作るなら良い材料はいろいろありますよ。」 と言ってくれた ただ私は「それってPET(プラスチック)ですか?」と言うと、「もちろん」と言うよう返答であった。 プラスチックは使いたくないと伝えた。あとパリでも販売するので、プラスチックは避けたいと伝えた(パリは化粧品へのマイクロプラスチック規制が日本よりはるかに厳しいため) そうすると あぁそうかぁーいう感じでまあないことはないんですが.. 「でもねぇ それは御社の口紅だとだいぶ難しいと思いますよ」と言われた どういう現象が起こるかと言うと、口紅の原料は最終的に温めて油脂を型へ流し込む為、少しずつ温度を変えて冷却していく。グリッターは最初は混ざっていても固まるまでに重い素材は下へ沈んでしまうのだ。 「だからグリッター入りのリップはもともと作るの大変なんですよ」と 世の中キラキラグリッター入りのリップはかたまるのが早い原料や少し硬めの塗り心地の基材で作られることが多いと。 「御社ののような柔らかな基材で作るのであればPETのような軽いグリッターを使わないと下に溜まってめちゃくちゃ難しいですよ」と 「基材は変えないんですよねぇ?」と言われたので 「変えないです。この塗り心地をキープしたままキラキラリップを作ります」 と言うと原料屋さんは 「上手くできるまで実験するしかないですねぇ」 前にも聞いたこのセリフとの再会だった。 SACHIKO KAKEGAWA

2026.08.20

「難しいですよ」から始まった、キラキラリップへの挑戦

口紅の原料を仕入れている原料屋さんにもグリッターの事を聞いてみた。 「グリッター入りのリップを作るなら良い材料はいろいろありますよ。」 と言ってくれた ただ私は「それってPET(プラスチック)ですか?」と言うと、「もちろん」と言うよう返答であった。 プラスチックは使いたくないと伝えた。あとパリでも販売するので、プラスチックは避けたいと伝えた(パリは化粧品へのマイクロプラスチック規制が日本よりはるかに厳しいため) そうすると あぁそうかぁーいう感じでまあないことはないんですが.. 「でもねぇ それは御社の口紅だとだいぶ難しいと思いますよ」と言われた どういう現象が起こるかと言うと、口紅の原料は最終的に温めて油脂を型へ流し込む為、少しずつ温度を変えて冷却していく。グリッターは最初は混ざっていても固まるまでに重い素材は下へ沈んでしまうのだ。 「だからグリッター入りのリップはもともと作るの大変なんですよ」と 世の中キラキラグリッター入りのリップはかたまるのが早い原料や少し硬めの塗り心地の基材で作られることが多いと。 「御社ののような柔らかな基材で作るのであればPETのような軽いグリッターを使わないと下に溜まってめちゃくちゃ難しいですよ」と 「基材は変えないんですよねぇ?」と言われたので 「変えないです。この塗り心地をキープしたままキラキラリップを作ります」 と言うと原料屋さんは 「上手くできるまで実験するしかないですねぇ」 前にも聞いたこのセリフとの再会だった。 SACHIKO KAKEGAWA