COLONNE
可愛さも、理想の質感も。綺羅星が完成するまで
土台の色をどうしようかとなった。 基材だけの色はとてもじゃないけど可愛くない。開発の子に「何色がいい?」と聞いたら「ぴんく」と一言。 そうか 薄いベージュ的にちょっと考えていた私だったが、トキメキ要素を忘れてはいけない。やっぱり「ぴんく」が可愛い。 でも塗った時にピンクが全ての色を邪魔にしない、本当にほのかなぴんく。 顔料で色付け試作を繰り返してると、開発スタッフは言った。 「もう少し基材を柔らかくしてもいいですか?」 えーっ!今でも難しいのに?!と思った。 彼女は、やっぱりグリッターがいっぱい入るし、顔料も入ると今のリップより固く感じるから、粉が入っても今のテクスチャに近づけるためにはもっと柔らかくしたいと、頭の下がる思いだった。 こうしてやっと綺羅星が完成品テスト充填まで出来上がってきていた。 ブランドプロヂューサー SACHIKO KAKEGAWA
可愛さも、理想の質感も。綺羅星が完成するまで
土台の色をどうしようかとなった。 基材だけの色はとてもじゃないけど可愛くない。開発の子に「何色がいい?」と聞いたら「ぴんく」と一言。 そうか 薄いベージュ的にちょっと考えていた私だったが、トキメキ要素を忘れてはいけない。やっぱり「ぴんく」が可愛い。 でも塗った時にピンクが全ての色を邪魔にしない、本当にほのかなぴんく。 顔料で色付け試作を繰り返してると、開発スタッフは言った。 「もう少し基材を柔らかくしてもいいですか?」 えーっ!今でも難しいのに?!と思った。 彼女は、やっぱりグリッターがいっぱい入るし、顔料も入ると今のリップより固く感じるから、粉が入っても今のテクスチャに近づけるためにはもっと柔らかくしたいと、頭の下がる思いだった。 こうしてやっと綺羅星が完成品テスト充填まで出来上がってきていた。 ブランドプロヂューサー SACHIKO KAKEGAWA
“敗北感のない商品”を作りたかった。
ザリザリしないように今の滑らかな塗り心地を目指している時以前限定品で発売され完売していたCHANEL様のグリッターリップを入手した。 そうすると「ああ、やっぱり素晴らしいね。」使っている原料も違うけどなんと言うか使っていてうっとりする素晴らしい口紅。美しい煌めきと塗り心地 開発社員は私の目をじっとみた「これに敗北感を感じないやつね」と言うと「やっぱり?」と笑っていた。 決して同じものを作るのではないブランドはそれぞれお客様へ届けたいメッセージは違う我々は我々のメッセージを詰め込んだどこにも敗北感を感じない商品を作り上げようと思った。 「ここはすごいですよね」「ここはうちが伝えたい部分とちょっと違うかな」「きっとこう言う事を伝えたいコンセプトなんだろうね」 そんな会話が心地よく響いた SACHIKO KAKEGAWA
“敗北感のない商品”を作りたかった。
ザリザリしないように今の滑らかな塗り心地を目指している時以前限定品で発売され完売していたCHANEL様のグリッターリップを入手した。 そうすると「ああ、やっぱり素晴らしいね。」使っている原料も違うけどなんと言うか使っていてうっとりする素晴らしい口紅。美しい煌めきと塗り心地 開発社員は私の目をじっとみた「これに敗北感を感じないやつね」と言うと「やっぱり?」と笑っていた。 決して同じものを作るのではないブランドはそれぞれお客様へ届けたいメッセージは違う我々は我々のメッセージを詰め込んだどこにも敗北感を感じない商品を作り上げようと思った。 「ここはすごいですよね」「ここはうちが伝えたい部分とちょっと違うかな」「きっとこう言う事を伝えたいコンセプトなんだろうね」 そんな会話が心地よく響いた SACHIKO KAKEGAWA
大きすぎてもダメ、小さすぎても物足りない。グリッターとの戦い
金や銀はバチバチしてしまう。という事件(?)からふと銀コートや金コートなどはもし唇につけると金属アレルギーの人はどうなるんであろうか?という心配も出てきた。 チタンコートを選び、(電子レンジにかけられないのは同じですが)あとは配合との戦いだった。 グリッターの大きさは何μという大きさで原料屋さんからは●マイクロを超えると重いですよ通常口紅には使いませんという指針は聞いていた。 様々な大きさのグリッターをまずはどんなチラチラなるかを配合してみた しかし「可愛い!」「キレイ!」となるには●マイクロを少し超えたものが入らないと満足できなかった これがキレイという感覚は私と開発の社員も同じでギリギリしないであろう量を何度も繰り返し出来上がった 第3者のトキメキ確認のためある社員に確認してもらうことにした 貿易事務をしているキラキラが大好きな社員がいて我々は「グリッター番長」と呼んでいた。 番長が「可愛い!」と言えばなんとかこの大きさで製品化できないかなと開発の社員と話していた。 グリッター番長に試しに基材に混ぜたものを渡してみた。 番長は「え?!!!うわ!めっちゃ可愛い」と言った。私達はガッツポーズで「これでいこう」と決めた。 ここから開発社員達の途方もない実験と苦労が垣間見えたが「まあ、やってみます」と軽やかな返事はちょっと楽しそうな表情でもあった。 SACHIKO KAKEGAWA
大きすぎてもダメ、小さすぎても物足りない。グリッターとの戦い
金や銀はバチバチしてしまう。という事件(?)からふと銀コートや金コートなどはもし唇につけると金属アレルギーの人はどうなるんであろうか?という心配も出てきた。 チタンコートを選び、(電子レンジにかけられないのは同じですが)あとは配合との戦いだった。 グリッターの大きさは何μという大きさで原料屋さんからは●マイクロを超えると重いですよ通常口紅には使いませんという指針は聞いていた。 様々な大きさのグリッターをまずはどんなチラチラなるかを配合してみた しかし「可愛い!」「キレイ!」となるには●マイクロを少し超えたものが入らないと満足できなかった これがキレイという感覚は私と開発の社員も同じでギリギリしないであろう量を何度も繰り返し出来上がった 第3者のトキメキ確認のためある社員に確認してもらうことにした 貿易事務をしているキラキラが大好きな社員がいて我々は「グリッター番長」と呼んでいた。 番長が「可愛い!」と言えばなんとかこの大きさで製品化できないかなと開発の社員と話していた。 グリッター番長に試しに基材に混ぜたものを渡してみた。 番長は「え?!!!うわ!めっちゃ可愛い」と言った。私達はガッツポーズで「これでいこう」と決めた。 ここから開発社員達の途方もない実験と苦労が垣間見えたが「まあ、やってみます」と軽やかな返事はちょっと楽しそうな表情でもあった。 SACHIKO KAKEGAWA
「難しいですよ」から始まった、キラキラリップへの挑戦
口紅の原料を仕入れている原料屋さんにもグリッターの事を聞いてみた。 「グリッター入りのリップを作るなら良い材料はいろいろありますよ。」 と言ってくれた ただ私は「それってPET(プラスチック)ですか?」と言うと、「もちろん」と言うよう返答であった。 プラスチックは使いたくないと伝えた。あとパリでも販売するので、プラスチックは避けたいと伝えた(パリは化粧品へのマイクロプラスチック規制が日本よりはるかに厳しいため) そうすると あぁそうかぁーいう感じでまあないことはないんですが.. 「でもねぇ それは御社の口紅だとだいぶ難しいと思いますよ」と言われた どういう現象が起こるかと言うと、口紅の原料は最終的に温めて油脂を型へ流し込む為、少しずつ温度を変えて冷却していく。グリッターは最初は混ざっていても固まるまでに重い素材は下へ沈んでしまうのだ。 「だからグリッター入りのリップはもともと作るの大変なんですよ」と 世の中キラキラグリッター入りのリップはかたまるのが早い原料や少し硬めの塗り心地の基材で作られることが多いと。 「御社ののような柔らかな基材で作るのであればPETのような軽いグリッターを使わないと下に溜まってめちゃくちゃ難しいですよ」と 「基材は変えないんですよねぇ?」と言われたので 「変えないです。この塗り心地をキープしたままキラキラリップを作ります」 と言うと原料屋さんは 「上手くできるまで実験するしかないですねぇ」 前にも聞いたこのセリフとの再会だった。 SACHIKO KAKEGAWA
「難しいですよ」から始まった、キラキラリップへの挑戦
口紅の原料を仕入れている原料屋さんにもグリッターの事を聞いてみた。 「グリッター入りのリップを作るなら良い材料はいろいろありますよ。」 と言ってくれた ただ私は「それってPET(プラスチック)ですか?」と言うと、「もちろん」と言うよう返答であった。 プラスチックは使いたくないと伝えた。あとパリでも販売するので、プラスチックは避けたいと伝えた(パリは化粧品へのマイクロプラスチック規制が日本よりはるかに厳しいため) そうすると あぁそうかぁーいう感じでまあないことはないんですが.. 「でもねぇ それは御社の口紅だとだいぶ難しいと思いますよ」と言われた どういう現象が起こるかと言うと、口紅の原料は最終的に温めて油脂を型へ流し込む為、少しずつ温度を変えて冷却していく。グリッターは最初は混ざっていても固まるまでに重い素材は下へ沈んでしまうのだ。 「だからグリッター入りのリップはもともと作るの大変なんですよ」と 世の中キラキラグリッター入りのリップはかたまるのが早い原料や少し硬めの塗り心地の基材で作られることが多いと。 「御社ののような柔らかな基材で作るのであればPETのような軽いグリッターを使わないと下に溜まってめちゃくちゃ難しいですよ」と 「基材は変えないんですよねぇ?」と言われたので 「変えないです。この塗り心地をキープしたままキラキラリップを作ります」 と言うと原料屋さんは 「上手くできるまで実験するしかないですねぇ」 前にも聞いたこのセリフとの再会だった。 SACHIKO KAKEGAWA
Les coulisses du développement qui n’ont jamais...
Pour créer un rouge à lèvres contenant des paillettes,j’avais décidé de ne surtout pas utiliser de matières plastiques.J’ai donc rassemblé différents ingrédients, comme des paillettes biodégradables et d’autres matières non...
Les coulisses du développement qui n’ont jamais...
Pour créer un rouge à lèvres contenant des paillettes,j’avais décidé de ne surtout pas utiliser de matières plastiques.J’ai donc rassemblé différents ingrédients, comme des paillettes biodégradables et d’autres matières non...
理想のグリッターリップは、市場にはありませんでした。
グリッター入りリップを作るためいろいろ調べたり、売っているものを買ってみたりしてみた。 あまり定番品としては売っているメーカーも少なく、なぜだろうと思ったり 手に入れたグリッターリップは塗った瞬間にジャリッとした塗り心地で私的にはあまり気持ちの良いものではなかった。 手に入れたジャリ感が少なめと言われるメーカーの口紅も匂いが苦手で、どうしても検証のためと塗っても5分もしないうちにすぐ取りたくなるのであった。ジャリ感が少ないとツヤッとした感じはあってもキラキラとはちょっと違ったり 化粧品に詳しい友人に聞いてみると、やはりグリッター入りのリップはジャリっとしたがあるものが多い。そしてテクスチャーが固いものが多いと。フランジェディヴィヌの滑らかさでキラキラリップができたら素晴らしいますます想いが募っていった。 SACHIKO KAKEGWA
理想のグリッターリップは、市場にはありませんでした。
グリッター入りリップを作るためいろいろ調べたり、売っているものを買ってみたりしてみた。 あまり定番品としては売っているメーカーも少なく、なぜだろうと思ったり 手に入れたグリッターリップは塗った瞬間にジャリッとした塗り心地で私的にはあまり気持ちの良いものではなかった。 手に入れたジャリ感が少なめと言われるメーカーの口紅も匂いが苦手で、どうしても検証のためと塗っても5分もしないうちにすぐ取りたくなるのであった。ジャリ感が少ないとツヤッとした感じはあってもキラキラとはちょっと違ったり 化粧品に詳しい友人に聞いてみると、やはりグリッター入りのリップはジャリっとしたがあるものが多い。そしてテクスチャーが固いものが多いと。フランジェディヴィヌの滑らかさでキラキラリップができたら素晴らしいますます想いが募っていった。 SACHIKO KAKEGWA