COLUMN
何十本も試して辿り着いた、理想の塗り心地
唇は他の皮膚に比べてとても弱く角質層が薄く、皮脂膜がほぼないという唇は乾燥しやすく刺激もうけやすい まずは塗る時点で摩擦レスでそれでいて唇を圧迫しないまるで皮膚が呼吸できるような感覚の口紅がいいなと思いました。 商品開発にテクスチャーを指示するにあたりベンチマークとなるテクスチャを探すべく 何十本も口紅を集め実際に塗って塗り心地を試しました。 最初のひと塗りが「うわ😊」っと期待やワクワクに溢れるようなそんなテクスチャーがないか調べました。 もちろん、皮がむけないような成分や顔料の配合割合も重要なのですが 皮がむけないけど塗りにくいむけないけどベッタリして口に違和感があるというものは嫌だった。 何十本も試した結果「CHANELの◎◎に敗北感を感じないテクスチャを目指して」と開発に指示しました。(その時の開発の女の子はちょっと途方に暮れたような顔をしていました(笑)) 私はココ・シャネルの生き方や考え方をとても尊敬していました。 口紅を作る前に何人もの人に「ここぞという時どの口紅つける?」 と聞くとほぼみんな「CHANEL」でした。 きっとそれは色やテクスチャーのみならず 「ココ・シャネル」という一人の素敵な女性を自分に重ねながら それが自分への自信になっていたのではないでしょうか。 素敵だと思いました。 何十年もかけて築かれてきたブランドの価値をそう簡単には追い抜く事は到底難しい。 だから私たちはいつか自分たちが何十年か先にそんな素敵な存在になれるように リスペクトを込めながら目指させてもらう。 私たちには私たちの違った価値がこれから生み出される。 そう考えながら今度は土台となる原料選びと色作りが始まりました。 この写真は亡くなった祖母の箪笥にあった古いシャネルの香水です。 祖母もとても CHANELがすきだった。 ブランドプロデューサー Sachiko Kakegawa
何十本も試して辿り着いた、理想の塗り心地
唇は他の皮膚に比べてとても弱く角質層が薄く、皮脂膜がほぼないという唇は乾燥しやすく刺激もうけやすい まずは塗る時点で摩擦レスでそれでいて唇を圧迫しないまるで皮膚が呼吸できるような感覚の口紅がいいなと思いました。 商品開発にテクスチャーを指示するにあたりベンチマークとなるテクスチャを探すべく 何十本も口紅を集め実際に塗って塗り心地を試しました。 最初のひと塗りが「うわ😊」っと期待やワクワクに溢れるようなそんなテクスチャーがないか調べました。 もちろん、皮がむけないような成分や顔料の配合割合も重要なのですが 皮がむけないけど塗りにくいむけないけどベッタリして口に違和感があるというものは嫌だった。 何十本も試した結果「CHANELの◎◎に敗北感を感じないテクスチャを目指して」と開発に指示しました。(その時の開発の女の子はちょっと途方に暮れたような顔をしていました(笑)) 私はココ・シャネルの生き方や考え方をとても尊敬していました。 口紅を作る前に何人もの人に「ここぞという時どの口紅つける?」 と聞くとほぼみんな「CHANEL」でした。 きっとそれは色やテクスチャーのみならず 「ココ・シャネル」という一人の素敵な女性を自分に重ねながら それが自分への自信になっていたのではないでしょうか。 素敵だと思いました。 何十年もかけて築かれてきたブランドの価値をそう簡単には追い抜く事は到底難しい。 だから私たちはいつか自分たちが何十年か先にそんな素敵な存在になれるように リスペクトを込めながら目指させてもらう。 私たちには私たちの違った価値がこれから生み出される。 そう考えながら今度は土台となる原料選びと色作りが始まりました。 この写真は亡くなった祖母の箪笥にあった古いシャネルの香水です。 祖母もとても CHANELがすきだった。 ブランドプロデューサー Sachiko Kakegawa
皮むけ唇だった私が「口紅をつくろう」と決めた理由
フランジェディヴィヌの口紅が出来上がるまで。我々の口紅が出来上がるまでのお話を少しずつ投稿していこうと思います。 私は昔から唇がとてもむけやすく、むけた唇を歯でむしり取る癖がありました。なので口紅選びはいつも難航していました。 特別肌が弱いわけではありませんでした。ただ唇はすごくむけやすく、どれを使っても同じと思っていつもいただきものの口紅で済ませる事が多かったです。 何を使ってもむけちゃうからと。 コロナ禍になってマスクの日々になり口紅をつけない毎日を過ごしていると唇はむけませんでした。 時々リップクリームでも物によってはむけていた私は何もつけずに保湿されている状態は唇は穏やかでした。 コロナが過ぎていざマスクを取る時代が来てこの数年の間に口紅はすごく進化していました。 マスクにつかないようマットリップが普及したり落ちにくいものやティントなど。 世の中の需要に合わせて進化した口紅。 でも私の唇は進化した口紅では以前にも増して皮むけがする事が多かった。 ますます困難な口紅選び。 「口紅を作ろう」 皮がむけやすい人が口紅を塗るという行為が楽しく思えるように、自身に満ち溢れた唇でいれるように世の中の落ちにくい口紅と比べると色持ちは普通かもしれないけど 唇が荒れていなければスルスルと何度も楽しく塗り直す事ができるだろうと。 ブランドプロデューサー Sachiko Kakegawa
皮むけ唇だった私が「口紅をつくろう」と決めた理由
フランジェディヴィヌの口紅が出来上がるまで。我々の口紅が出来上がるまでのお話を少しずつ投稿していこうと思います。 私は昔から唇がとてもむけやすく、むけた唇を歯でむしり取る癖がありました。なので口紅選びはいつも難航していました。 特別肌が弱いわけではありませんでした。ただ唇はすごくむけやすく、どれを使っても同じと思っていつもいただきものの口紅で済ませる事が多かったです。 何を使ってもむけちゃうからと。 コロナ禍になってマスクの日々になり口紅をつけない毎日を過ごしていると唇はむけませんでした。 時々リップクリームでも物によってはむけていた私は何もつけずに保湿されている状態は唇は穏やかでした。 コロナが過ぎていざマスクを取る時代が来てこの数年の間に口紅はすごく進化していました。 マスクにつかないようマットリップが普及したり落ちにくいものやティントなど。 世の中の需要に合わせて進化した口紅。 でも私の唇は進化した口紅では以前にも増して皮むけがする事が多かった。 ますます困難な口紅選び。 「口紅を作ろう」 皮がむけやすい人が口紅を塗るという行為が楽しく思えるように、自身に満ち溢れた唇でいれるように世の中の落ちにくい口紅と比べると色持ちは普通かもしれないけど 唇が荒れていなければスルスルと何度も楽しく塗り直す事ができるだろうと。 ブランドプロデューサー Sachiko Kakegawa
色の話、色の名前
一つ一つにしている色の名前には⽇・⽉・星などにみられる現象(天象)を表す⽇本の雅語がついています。 一般的には色彩の名前がついていることが多いですが、見る人によっては、その色は何に見えるのか、その色を身にまとう人がどんな気持ちで身にまとっているのか、そのまとった人を周りはその美しさをどんな感性でうけとめるかによって取るかによってその⼈の持つ印象は⼤きく変わる。 天象もまさに同じで同じ空も見る人にとって受け取る美しさが違う、一人ひとりの感性が細部の美しさの受け止め方が異なるように、天象を表す日本の古語「雅語」を名前につけました。例えばB8の 彩雲(さいうん) 彩雲は、太陽の光が雲に反射して美しい色を見せる現象で、その鮮やかな色彩が空を彩る、一瞬の美しさを捉える貴重な瞬間という意味です。この貴重な一瞬は見たその人の瞬間で様々な美しさをおりなしていると思います。 「こういう印象をまといたい」という意思を⼥神がその人の最適な天象としてまとわせてくれる。という想いを込めた⾊の名前なのです。
色の話、色の名前
一つ一つにしている色の名前には⽇・⽉・星などにみられる現象(天象)を表す⽇本の雅語がついています。 一般的には色彩の名前がついていることが多いですが、見る人によっては、その色は何に見えるのか、その色を身にまとう人がどんな気持ちで身にまとっているのか、そのまとった人を周りはその美しさをどんな感性でうけとめるかによって取るかによってその⼈の持つ印象は⼤きく変わる。 天象もまさに同じで同じ空も見る人にとって受け取る美しさが違う、一人ひとりの感性が細部の美しさの受け止め方が異なるように、天象を表す日本の古語「雅語」を名前につけました。例えばB8の 彩雲(さいうん) 彩雲は、太陽の光が雲に反射して美しい色を見せる現象で、その鮮やかな色彩が空を彩る、一瞬の美しさを捉える貴重な瞬間という意味です。この貴重な一瞬は見たその人の瞬間で様々な美しさをおりなしていると思います。 「こういう印象をまといたい」という意思を⼥神がその人の最適な天象としてまとわせてくれる。という想いを込めた⾊の名前なのです。
しっとりしているはなし
リップを唇に塗るとき、唇が呼吸ができるような、そんな使用感を実現したいと思いました。あくまで自然な艶感。一人の人間の存在の一部として自然体で表情に馴染む。そんなリップを作りたかった。 エモリエント効果(⽪膚からの⽔分蒸発を抑えて潤いを保ち ⽪膚を柔らかく保つ)を重要視した処⽅のこのリップはしっとりした滑らかさが「まるで溶けるような質感」。 むらになりにくく、シアーなのに⾒たまま発⾊と⾃然な艶感が特徴です。もちろん、しっとりと溶けるような使用感は製造する時に本当に苦労をします。でもこの呼吸ができるような感覚と溶けるような質感を一人でも多くの人に気に入ってもらえるように。40色という展開で作りました。 ぜひこの使用感を感じてもらいたいです。
しっとりしているはなし
リップを唇に塗るとき、唇が呼吸ができるような、そんな使用感を実現したいと思いました。あくまで自然な艶感。一人の人間の存在の一部として自然体で表情に馴染む。そんなリップを作りたかった。 エモリエント効果(⽪膚からの⽔分蒸発を抑えて潤いを保ち ⽪膚を柔らかく保つ)を重要視した処⽅のこのリップはしっとりした滑らかさが「まるで溶けるような質感」。 むらになりにくく、シアーなのに⾒たまま発⾊と⾃然な艶感が特徴です。もちろん、しっとりと溶けるような使用感は製造する時に本当に苦労をします。でもこの呼吸ができるような感覚と溶けるような質感を一人でも多くの人に気に入ってもらえるように。40色という展開で作りました。 ぜひこの使用感を感じてもらいたいです。
必ず手にしてほしい 重厚感あるパッケージのお話
このリップを知らずに目にすると皆様、これがリップであると認識されません。ただ、皆様が最初に口にされるのが「綺麗!」という言葉。キラキラと輝くものは美しいと感じつことができる感性は、全ての世代や性別を超えてもっているのではないでしょうか。 ビジューのようなカッティングは何度も試行錯誤を繰り返して0.何ミリ単位での試作をくりかえして出来上がりました。そのビジューのようなパッケージの内側は自然界が作り出した美しい色合いの螺鈿模様を。(螺鈿とは⻘⾙の殻の内側の、真珠⾊の光を放つ部分を薄く種々の形に切って、漆器などの表⾯にはめこんで装飾とした物)そして⽇本伝統のガラス細⼯である切⼦のようなカッティングを内側に施すことでとにかく美しい様々な色を放つパッケージが感性しました。螺鈿細工は日本の漆器などの表面にはめ込んだり、着物の帯や反物にもはめ込まれています。本体のなんとも言えない黒は漆を思わせるような黒。そして、まるで高級車のドアのようにがちっとハマるその蓋。手にした瞬間の心の高揚をぜひ感じてほしいです。
必ず手にしてほしい 重厚感あるパッケージのお話
このリップを知らずに目にすると皆様、これがリップであると認識されません。ただ、皆様が最初に口にされるのが「綺麗!」という言葉。キラキラと輝くものは美しいと感じつことができる感性は、全ての世代や性別を超えてもっているのではないでしょうか。 ビジューのようなカッティングは何度も試行錯誤を繰り返して0.何ミリ単位での試作をくりかえして出来上がりました。そのビジューのようなパッケージの内側は自然界が作り出した美しい色合いの螺鈿模様を。(螺鈿とは⻘⾙の殻の内側の、真珠⾊の光を放つ部分を薄く種々の形に切って、漆器などの表⾯にはめこんで装飾とした物)そして⽇本伝統のガラス細⼯である切⼦のようなカッティングを内側に施すことでとにかく美しい様々な色を放つパッケージが感性しました。螺鈿細工は日本の漆器などの表面にはめ込んだり、着物の帯や反物にもはめ込まれています。本体のなんとも言えない黒は漆を思わせるような黒。そして、まるで高級車のドアのようにがちっとハマるその蓋。手にした瞬間の心の高揚をぜひ感じてほしいです。